金魚や熱帯魚も火葬できる?ペットを見送るための方法をご紹介!

公開日:2025/08/15  

観賞魚

金魚や熱帯魚は小さなペットですが、大切に育ててきたぶん、亡くなったときの悲しみは深いものです。小さな命だからこそ、亡くなった後の見送り方に迷う方も多いでしょう。この記事では、金魚や熱帯魚の火葬ができるのか、そして火葬後にどんな供養方法があるのかをわかりやすくお伝えします。

ペットの金魚や熱帯魚が亡くなったら?

大切に育ててきた金魚や熱帯魚が亡くなると、とても悲しい気持ちになりますよね。どう見送ればいいのか、迷う方も多いと思います。

ここでは、金魚や熱帯魚が亡くなったときの対処法や気をつけたいことを、わかりやすくご紹介します。

まずは本当に亡くなったか確認しよう

魚がじっとしていて動かないとき、すぐに「死んでしまった」と思うかもしれません。でも、ただ休んでいるだけのこともあります。

まずは水の中で軽くつついてみたり、えらが動いているかをよく見てみたりしましょう。えらが動かず、ひっくり返っていたり、目が白くなっていたりしたら、亡くなっている可能性が高いです。

遺体はすぐに水から出して安置を

魚が死んでいたら、すぐに水から出して清潔な紙の上にそっと置きましょう。そのままにしておくと、水がよごれてほかの魚に悪い影響を与えることがあります。

すぐに土にうめるか、冷やして一時的に保管してもいいでしょう。

トイレや川に流すのは絶対にやめよう

悲しい気持ちから、つい「流してあげよう」と思うかもしれません。でも、トイレや川に魚を流すのはダメです。

病気がうつったり、自然の生きものに悪い影響を与えたりすることがあります。できれば小さな箱などに入れて、お庭や植木ばちにうめるとよいでしょう。

やさしく見送ってあげることで、大切なペットとの最後の時間を心おだやかに過ごせます。

金魚や熱帯魚の火葬は可能なのか?

金魚や熱帯魚でも火葬は可能です。ペット専用の火葬を行っている会社では、小さな魚もていねいに火葬してくれます。

ただし、大きな動物にくらべて数が少ないため、事前に調べて予約が必要なことが多いです。料金は魚の大きさやサービスによってちがいますが、数千円からが目安です。

火葬以外の供養のしかたは?

火葬がむずかしい場合やそこまでしっかりしたお別れはしなくてもいいという場合には、ほかの方法もあります。

たとえば、自分の家の庭に小さなお墓を作ってうめる方法があります。植木ばちの土の中にうめて、お花をそえてあげるのもよいでしょう。

また、お別れの気持ちをこめて手を合わせるだけでも、じゅうぶん心のこもった供養になります。

自分に合った方法でやさしく見送ろう

火葬であっても、土にかえす方法であっても、一番大切なのはペットへの「ありがとう」という気持ちです。どの供養方法を選んだとしても、心をこめて見送ることで、きっとペットも安心して旅立てるでしょう。

「楽しかったよ」「ありがとう」と言葉にして伝えることで、自分の心も少しずつ落ちついていきます。

家族の気持ちを大切にしながら、一番心が安らぐ方法を選んでください。ペットとの思い出は、これからも心の中で生き続けます。

金魚や熱帯魚の火葬後の供養方法

かわいがっていた金魚や熱帯魚を火葬したあとは、どのように供養をすればよいのでしょうか?

小さな命にも、しっかり気持ちをこめてお別れしてあげたいものです。ここでは、火葬後にできる供養の方法をいくつかご紹介します。

自宅にお骨を置いて供養する

火葬後にお骨をもらえる場合、手元に置いて供養する方法があります。小さな骨壺やペット用の供養箱に入れて、自宅の好きな場所に飾ります。

お花をそえたり、お気に入りの写真を置いたりすると、毎日ペットを思い出しながらお祈りすることができます。

ペット専用のお墓に納める

ペット専用の霊園にお墓を作ることもできます。金魚や熱帯魚でも受け入れてくれる霊園が増えてきていますので、近くの霊園を調べてみるとよいでしょう。合同で供養してもらうプランもあり、ほかのペットと一緒に見守られる安心感があります。

自然に帰す

お骨を粉状にして、庭や鉢植えの土に混ぜる方法もあります。木や花を植えて「生きた記念」とすることで、ペットが自然の一部として生き続けるイメージをもつことができます。

ただし、公共の土地や川にまくのは法律やルールに違反する場合がありますので注意してください。

追悼のための品を作る

金魚や熱帯魚の火葬後に、お骨の一部を加工してメモリアルジュエリーや置き物を作るサービスもあります。これにより、大切な思い出をいつでも身近に感じられます。

まとめ

金魚や熱帯魚は小さくても、家族の一員として大切に育ててきたペットです。亡くなった後の見送り方には、火葬や庭に埋めるなどさまざまな方法がありますが、どの方法でも一番大切なのは「ありがとう」という感謝の気持ちをこめることです。心をこめて見送ることで、ペットも安心して旅立ち、飼い主の心も少しずつ癒されていきます。自分や家族の気持ちにあった供養方法を選び、大切な思い出をいつまでも心に残してあげてください。

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